１．商標や標章が有名になると模倣されるリスクがある

　商標や標章（ブランド名称）を、商品やサービスに使用して種々の事業を展開し、それが有名になってくると、それをマネしてくる第三者が現れることがあります。

　仮に第三者にブランド名称等を模倣された場合には、商品やサービスの売上が減少したり、間違えて第三者の商品等を購入したお客様から苦情（品質が劣化しているなど）の連絡が入る可能性があるなどのリスクは常につきまといます。

　また、万が一、第三者にブランド名称を商標登録されて独占された場合には、その使用が妨害されてしまうというリスクもあります。

　このようなリスクを回避するには商標登録出願を行い、商標を登録して商標権を取得することが好ましいです。

２．商標の事前調査をしましょう

　商標権の取得には、日本の特許庁に商標登録出願して審査してもらう必要があります。

　商標権の取得には種々の要件があり、その中でも、①先に登録されている商標と同一・類似かどうかや、②その商標に識別力（ひと目見て他者との違いや出所を識別できること）があるかどうかは、非常に重要な要件です。

　これらの要件を先に調査して商標登録出願することができれば、無駄な費用・時間を省略して、登録の可能性を高めることができます。

　商標の事前調査における調査報告書のサンプルをこちらに示していますので、是非とも参照してみてください。

　弊所では、商標の事前調査サービスを提供しており、１区分２０，０００円からで承ります。

　弊所への相談は無料ですので、知的財産等のことで不明なことがあれば、遠慮なくご相談ください。