【特許】先行技術文献情報開示要件違反の実務上の対処法(特許法第36条第4項第2号違反)

1.課題(先行技術文献情報開示要件違反) 今回は、少し変わった拒絶理由の「先行技術文献情報開示要件違反」(特許法第36条第4項第2号違反)についてお話しします。 拒絶理由とは、特許庁に特許出願を行い、更に審査請求(審査官 […]

【特許】「特許出願中」の表示で販売促進効果

1.知的財産 弊所では、知的財産権やそれに関するコンサル・教育を専門に扱っています。 知的財産権は知的財産を保護・使用するための権利でして、主に下記の(1)~(3)に関するものが該当します。(1)発明等のアイデアを保護す […]

【特許】分割出願を外国語書面出願で行う方法

1.課題(通常の分割出願では誤訳訂正できない) PCT国際出願(日本語以外の言語)を日本国内に移行した出願や、外国語書面出願で日本語明細書を提出した出願では、PCT国際出願や外国語書面出願に基づいた誤訳訂正という手続を行 […]

【特許】パリ優先権主張を伴う外国語書面出願の承継証明について

1.課題(外国語書面出願) 外国のクライアント(お客様)が、外国で出願した特許出願(以下、第一国出願)に基づいて優先権主張し、日本で特許出願することがあります。 その際には、パリ優先権主張出願として外国語書面出願(日本語 […]

【商標】マドリッドプロトコルにおけるClass Headingsについて

1.課題(Class Headingsとは) 商標出願としては、本国官庁(日本なら日本特許庁)及びWIPOを通じて世界各国に出願する「国際登録出願」というものがあります。 なお、ややこしい用語に「国際商標登録出願」という […]

【特許】手続補正の実務・手数料補正

1.課題(手数料不足)特許出願した後に、特許庁の審査官に審査してもらうためには審査請求費用を支払う必要があります。審査請求費用は請求項の項数に応じて変動する費用でして、また、請求項の項数は、最新の状態の請求項の項数(出願 […]

【特許】国際出願の国内移行時に要約書に問題がある場合の処理方法_実務者向け

1.課題(国際出願の国内移行時に要約書に問題がある場合) 国際出願(PCT)を国内移行する場合の要約書の取扱について、下記の2点、備忘録としてまとめます。(1)国際公報の要約書に何も記載が無い場合の対応方法(2)国際公報 […]

【仕事の効率化方法7】指示事項や必須情報は1つの文書にまとめること

1.課題(指示事項や必須情報が分散している)部下や下請け等に指示を出して、複数の電子データや文書を渡して作業してもらう場面を想定しましょう。このときに、指示事項や必須情報が、これらの複数の電子データ等に分散していることが […]

【雑記】比較対象の選択により特定事象の良し悪しが決まる

1.課題(比較すること)人は「比較」を行うことにより物事の良し悪しを決定することを幼少期から叩き込まれます。例えば、テストの点数ですとか、試験、隣の芝が青く見える、など枚挙にいとまがありません。実際問題としては、「比較」 […]

【特許】期間・法定期限の計算方法(特許法第3条)

1.課題(期間・法定期限の計算方法) 特許法等において、期間(法定期限)の計算方法は煩雑です。 この期間(法定期限)の計算は、熟練の専門家でも間違えるようなものである一方、期間(法定期限)の計算のミスは、取り返しのつかな […]